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にほえ娘子~春の陽のワルツ~

物思(も)はず 道行く行くも 青山を ふりさけ見れば 

つつじ花 匂え娘子(をとめ) 桜花 栄え娘子 

汝れをぞも 我に寄すといふ 我をもぞ 汝れに寄すといふ 

荒山も 人し寄すれば 寄そるとぞいふ 汝が心ゆめ

(概略)

物思いもなく 道を行きながら 青山をふり仰いで見ると 

つつじが匂うように美しい娘さん 桜花が盛りに咲いているような今を盛りの娘さん

 貴女を世間の人は 私とわけがあるように言い寄せる 

私をも貴女とわけがあるように言い寄せる 

びくともしない荒々しい山でさえ 人が寄せると寄ってくると言う 

貴女も(用心しないとこんな私といい仲になってしまうので)

心して(気をつけてしっかりして)くださいよ

万葉集巻十三より、 歌・作者不詳、 vocal・巡音ルカ

相変わらず聞き難いアカペラですみません。 万葉の歌にワルツなんて、万葉愛好家からオコられるんじゃないかとヒヤヒヤする歌ですが(笑)、この歌を読んでいるうち自然に浮かんできたのがワルツの空気でした。 この歌は前半柿本人麻呂の歌と重なるところがありますが、人麻呂の歌とは区分されており、別人の歌、作者名のない歌です。 でも・・・

誰の作であれ、この歌のやわらかな感性って、現代に十分通じるとは思いません?  

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歌は時を超えて」カテゴリの記事

コメント

万葉集でワルツ
乗ってきましたねぇ。

ニコニコ
しちゃいますよ。

海tonさん

こんばんは。
また聞いて頂いてありがとうございます。

>乗ってきましたねぇ
えぇ、乗ってきました~^^

ちょっとUPが遅れていますが、この歌とは
雰囲気の違うのを また近々UPの予定ですので
また是非聞きに来て下さいね。

今晩はぁっ!
リラですっ(^^)!

君のことが
嬉しくて
嬉しくて
道ながらに
歌っている主人公が
浮かんできましたっ!
確かにワルツって感じの詩だねっ!
ウキウキって感じ。。

リラさん

また聞きに来て下さってありがとうございます。^^

そう、この歌ってほんとに楽しくてあたたかな
春の陽射しのような歌ですよね。

>確かにワルツって感じの詩だねっ!
この感じが伝わったようでうれしいです。

また懲りずに(笑)来て下さいね。

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